
1)マックワンフロアブルの開発過程
2)マックワンフロアブルの有効成分
3)マックワンフロアブルの既存の芝生への安全性
4)マックワンフロアブルの殺草作用の特性
5)マックワンフロアブルの散布方法
6)使用方法
①ベントグラスグリーン
Ⅰ)カタビラ
a)一年草カタビラ
b)多年草カタビラ
Ⅱ)メヒシバ
②ライグラスのオーバーシードとの使用
③グリーン以外での使用方法(アプローチ、ティー、競技場など)
7)薬害について
8)他の薬剤との混用・併用について
9)マックワン使用時の播種について
10)更新作業と散布時期について
11)マックワンフロアブルの隠れた特性
12)農薬登録上の表記(最新)
13)類似品での薬害報告
14)マックワンFAQ
丸紅株式会社が独自に開発し、世界においても現在日本でしか使用されていない。
水稲用除草剤として開発され、2001年に芝生用として適用拡大される。
2002年から芝生専用の『マックワンフロアブル』として発売開始される。
現在米国での登録申請を行っており、近々に登録取得予定。
化学名:1-(2-クロロベンジル)-3-(A,A-ジメチルベンジル)ウレア
慣用名:クミルロン(CUMYLRON)
有効成分量:45%
剤形:フロアブル
ベントグラスグリーンを含むあらゆる既存の芝生へ安全性が確認されている。
| 薬害試験 | 薬量(ml/㎡) | ||||
| 1 | 2 | 4 | 8 | 16 | |
| 評価 | 無 | 無 | 無 | 無 | 無 |
(1999年8月下旬処理、茨城県ゴルフ場本グリーン用ナセリ)
基準使用量の1~2mlの最大8倍薬量でも薬害は見られなかった。
また各区の芝生の根も確認したが、どの区においても根上がりや形成異常は見られなかった。